8年ぶりにpc組み替えたらドハマリした件 からのスピンアウトになります。
今回PCの組みなおしをして、初回起動で画面が表示されなかったことからASUSのQ-LED Coreでトラブルシューティングをして四苦八苦したのでつづってみます。
Q-LED Coreの概要と発光ルール
Q-LED CoreはPC起動時にPowerLEDの発光パターンを変えて異常を通知するもで、次のルールになっているようです。
| パターン | 光り方 | 状態 |
|---|---|---|
| A 速い点滅 | 1秒に4回点滅 | PU/メモリ異常 |
| B 点滅 | 1秒に1回 点滅 | GPU異常 |
| C 遅い点滅 | 4秒に1回 点滅 | BOOT異常 |
| D 点灯 | – | 正常 |
注意したいことやまとめ
今回初めてQ-LED Coreに触れて戸惑ったのは
Q-LED(専用パイロットLED)と違い、1つしかないPowerLEDを使うので、
パターンAからDを一通り全部通るということ…
なので、OSのインストールまで完了して正常動作している今も電源を入れるとA~Dの点滅/点灯パターンを通過します。
なのでたぶん、異常を検知したらそのパターンで止まって繰り返すっということなのかな??っと理解しています。
検証と経緯
当初困惑してステータスが読めずにCPUの取り付けから全部やり直しました…で、Q-LED Coreを知るために最初から段階的に進めていってどんな挙動をするか見ていきました。
CPUだけつけた状態(メモリやグラボもない)で電源を入れると
なんと!LEDは点灯するんです。。。
いやいや…メモリないんだからそこは早く点滅してよ…
って思うんですけど。。。なんでだろう??
メモリをつけて起動してみると
今度は2,3秒程度Aパターンの点滅をした後
BパターンでGPU異常のシグナルを繰り返しました。
次にグラボを接続してみると、
2,3秒程度Aパターンの点滅をした後
BパターンでGPU異常のシグナルを出して
CパターンのBOOT異常のシグナルを繰り返しました。
※この時はDP接続していたため画面はNoSignal
次にストレージをつないで起動してみると
2,3秒程度Aパターンの点滅をした後
BパターンでGPU異常のシグナルを出して
CパターンのBOOT異常のシグナルを繰り返しました。
やっぱりBOOTエラーになりました。OS入れてないのでそうなんですけど。
気を取り直してWindows11インストール用のUSBメモリを指してみるのですが
パイロットランプはCパターンのBOOT異常のシグナルを繰り返し画面はNoSignalになっていました。
※おそらくHDMI接続すればfTPMのセットアップの確認画面が出ていたはず…
fTPMもBoot異常なの??ってかなり謎挙動
最後に
っというように、Q-LED Coreを初見でトラブルシューティングするのはかなり難易度が高く、今度からはQ-LED Coreの製品は避けようと思いました。

