前の環境がHDD障害によって無くなってしまって、只今スクラッチ中なのですけど
前回の障害から1つ学んだことがあったので、備忘として残しておきたいと思います。
今回の障害でSSDの良さについて改めて感じたことがありました。
それは、「SSDのデータは基本的に消えない。」っということです。
HDDは障害によって消えてなくなってしまうんですけど、SSDのデータは破損するリスクが少ないため、消えてなくなることが少ないということに改めて気が付いたのです。
これまでSSDはシステム(ファイル)のロードを早くするためのツール。としてしか認識してなかったんですけど、改めて「HDDに比べて消失リスクの少ない記憶媒体」としての認識を持つこととなりました。
これまで利用していたSSDの容量が40Gしかなかったこともあって、ジャンクション機能(mklinkコマンド)を利用して、ユーザディレクトリをDドライブに設置するなどしていました。
以前のような環境では、ユーザディレクトリがHDDであったために、ディスク障害によって消えてしまったわけです。
通常だと、データ保存用のディスクはRAID(1,5,6)を組んで冗長化してHDDの破損に備えるたものですけど、SSDの値段がこなれてきた今、ユーザディレクトリを含めたデータ領域をSSDへ。
プログラムをHDDへ、とするほうが賢そうだということに気付くことができました。
[まとめ]
SSDは120G 以上が理想!
SSDは2~3ドライブに分けよう!
Cドライブをシステム領域(OS=Win7で50G程度)Dドライブをユーザ領域(Usersフォルダ)Cドライブの余りをスワップおよび利用(起動)頻度の高いアプリ(ドライバや常駐系)で運用するとよさそう。
■SSD
├Cドライブ(40G程度)–System領域
│ Win7やドライバ
├Dドライブ(40G程度)–アプリ領域
│ 常駐アプリ、その他の利用頻度が高くファイル数の多いアプリ(photoshop,Illastrator)
└Eドライブ(40G程度)–ユーザ領域
ユーザの設定ファイルなど
■HDD
├Fドライブ(任意)データ