XAMPPのPHPをバージョンアップ(5.6→7.3)

XAMPPのPHPをバージョンアップする(5.5→7.2)を参考にさせていただきました。

変更の目的

うちの環境はmargedocさんのPDT(full)で、PDTとxampp(インストール不要zip版)が抱き合わせになってるやつを使ってます。
執筆時点の最新版でバンドルされてるPHPのバージョンが5.6系だったのですが、EC-CUBE4の実行環境を作りたくて、PHP7.3系にしたかった。

概要

  1. PHP7.3のダウンロード
  2. PHP7.3の導入
  3. xamppの設定ファイル調整
  4. xdebugの更新

詳細

PHP7.3のダウンロード

PHPの公式ダウンロードページから任意のバージョンをダウンロードします。
うちの環境(xampp)は64bitなのでVC15 x64 Thread Safe をダウンロード
もし、XAMPPの32bit版を利用している場合はVC15 x86 Thread Safe をダウンロードしてください。

PHP7.3の導入

xampp/phpを適当な名前に変更
※今回は元のバージョンにちなんでphp_56

ダウンロードしたPHPを解凍してフォルダ名を”php”に変更しxamppフォルダに移動

php_56フォルダからphp.iniをphpフォルダにコピー

xamppの設定ファイル調整

この作業をせずにxamppを起動しようとするとapacheがこけるので気づくと思うけど
xampp/apache/conf/extra/httpd-xampp.conf
の設定がphp5用になってるので修正が必要

#LoadFile "[プロジェクトのパス]/xampp/php/php5ts.dll"
LoadFile "[プロジェクトのパス]/xampp/php/php7ts.dll"
#LoadModule php5_module "[プロジェクトのパス]/xampp/php/php5apache2_4.dll"
LoadModule php7_module "[プロジェクトのパス]/xampp/php/php7apache2_4.dll"

モジュール名をここで変えてしまったので

#<IfModule php5_module>
<IfModule php7_module>

※複数あり

のように修正

xdebugのダウンロード

PHPのバージョンが変わったのでxdebugもバージョンアップする必要があります

xdebug公式から任意のバージョンのdllを落とします。
※今回はphp7.3系で VC15 TSのx64なのでPHP 7.3 VC15 TS (64 bit) をダウンロード

ダウンロードしたファイルをphp_xdebug.dllにリネームして”xampp/php/ext/”配下にコピー